【探偵調査依頼の知識】
■全ては調査力による情報収集が基本です。
探偵社、興信所を運営するには、探偵業法に沿って、
警察署に書類を提出するだけとなっています。
誰でも簡単に探偵業の登録を行うことができるため、
国内では探偵社・興信所は数多く存在しています。
そのため依頼先を比べるのに最もよく利用されるのが料金・費用の比較です。
お金が発生しますから料金で比較をするのは当然のことです。
失敗しない探偵社・興信所選びをするためには、
依頼者はウェブ検索などからしっかりと情報収集し、
調査費用と掲載内容の比較・検討をした上で、
信頼度が高く調査力のある探偵社・興信所を見つけ出すことが重要なポイントです。
■探偵社・興信所の比較と依頼は慎重に
探偵社・興信所の選ぶ基本としては、
調査料金等をしっかり説明してくれる探偵社・興信所に依頼するようにしましょう。
説明というのは調査料金だけではなく、
調査員の人数、1日何時間の調査を何日間行うのか、といった具合です。
調査料金についても、
「着手金がいくら」
「諸経費がいくら」
「成功報酬がいくら」
といった費用項目ごとに、
調査に必要な料金の詳細を提示してもらいましょう。
また、成功報酬が設定されている場合は、成功条件も明確に確認をしておかないと、
調査後にズレが生じトラブルになることもあります。
料金で絶対に見落としてはいけないのは、追加料金です。
追加料金は、調査時間を超えた場合や、調査中にかかった経費などの費用です。
追加料金が発生する場合は、契約書に条件や詳細が記載されていますので、
必ず見落としがないように注意をしてください。
記載がない場合は、事前に確認をしましょう。
また、見積もりは必ずもらい契約書と見直すことをお勧めします。
もちろん契約書に記載されている内容をよく確認をして下さい。
特に浮気不倫調査やストーカー調査などで、お急ぎの依頼者様は、
冷静になれず慌てている方が多いため調査料金を見過ごす場合があるようです。
契約は絶対に落ち着かせてから進めてください。
誰もが調査料金を抑えたいと思いますので、
見積もりをしっかりチャックした上で無理のない範囲で依頼しましょう。
また、調査を依頼する前に調査対象者のデータをできるだけ用意しておくと良いでしょう。
事前に集めておく事で、調査の手間を少なくする事ができます。
【複数社に相談して下記項目を比較】
①調査料金は明確に提示してもらう。
②成功報酬・追加料金を必ず聞いて把握しておく。
③見積もりと契約書を見比べる。
④契約書の内容はしっかりと確認する。
⑤依頼・契約は冷静に落ち着いて行う。
⑥できるだけ調査対象者のデータを用意しておく。
相談時に証拠を得る為には、どの位の費用が必要なのかをしっかり教えてもらいましょう。
高額な料金で、無理と感じたら依頼を見送るのも選択肢の一つです。
探偵社・興信所は慎重に選びましょう。
■探偵関連のサイトが無数に存在しています!
依頼先を探す際に大半の方が
「探偵」「探偵調査」「浮気調査」などと検索をします。
ごくごく普通なことですし、そこから最良のパートナー選びがスタートします。
当サイトをご覧になられた方はきっとお気付きだと思いますが、
幾つもの検索結果を閲覧されたのではないでしょうか。
実際に探偵社のオフィシャルサイトや価格比較・費用相場・口コミサイト・組合的なサイトがあります。
実は閲覧されている多くのサイトは探偵社が自社オフィシャルサイトに誘導する
サテライトサイト(誘導サイト)なんです。
おそらく探偵関連で検索をしている方は、冷静な感覚で選ぶことが出来ないため、
安くて良いことが記載されている探偵社を選びます。
依頼者様が納得して最良のパートナーと結ばれれば問題がありませんが、
選択肢がないまま契約をしてしまうことはお勧めできません。
当サイトはできるだけ多くの探偵社・興信所と比較していただき、
納得がいく結果・解決策を得ることを望んでおります。
最終的な決断は依頼者様ですが検索結果には、
探偵社・興信所が運営する誘導サイトがあることを理解して探していただければと思います。
■地方拠点の探偵社でも全国対応をしています。
必ずしも近場の探偵社が良いという訳ではありません。
知識や調査件数とネットワークの豊富な点で見ると全国網の探偵社も有利かも知れませんから、一概に近所だからとかに拘らなくても良いかと思いま す。しかし、全国対応の場合は本部拠点もしくは数ヶ所に拠点を設けた探偵社・興信所が多いので、実際に事務所の実態が分からないので不安な点もあ ると思います。依頼者様はいくつかの探偵社・興信所を選択していただき、条件・状況や都合をしっかりとすり合わせをしながら、最良のパートナーを 見つけてください。
■探偵社によって調査料金の差があります。依頼者はその差をしっかり見極めてください!
依頼者が複数の探偵社・興信所に調査料金を見積もると分かりますが、各探偵社・興信所によって調査料金に差があるのが現実です。
それは、異業種の飲食店・美容院・引越社や修理関係でも同じことです。業務の質も違えば人も違います。しかし、探偵業界は全てにおいて独自性があ り、各探偵社・興信所の調査方法・調査力が異なるため、相場があるものの依頼内容や状況によって大きな調査料金の差が生じます。その差が、探偵業 界の怖いところになります。高額な探偵社に搾取されないように、しっかりと探偵社を比較して、見積もりを比べながら検討してください。
調査料金だけで決めるのも…ですが、最初の設定料金が安く明朗会計でも、調査後に納得のいく調査報告書じゃなかったとか、追加料金を請求されたと か嫌な思いをした話も聞いたことがあります。調査を検討されている方は、料金だけではなく、調査力+αという点を最も重視された方がいいかと思い ます。相談・契約時にはしっかりと調査料金の説明があり、分かりにくい追加料金などが調査後に請求されないか、最初は安く見積もっておいて実は後 から高額な請求をされるシステムになっていないかを、納得がいくまで細かく確認をしておきましょう。相談・契約時にはノートでメモをしっかりと残 しておくことをお勧めします。
■探偵社・興信所でトラブルが起きた時の相談先
探偵社・興信所への依頼調査は、いろいろなトラブルや問題があるのではと不安に思う方も多いと思います。
確かにトラブルや問題があげられています。
例えば「最初に聞いていた料金よりもかなり高く請求されてしまった」
「完全成功報酬で、最終的に浮気の証拠がとれていないのに料金の請求が来た」など。
調査を正式に依頼する前に確認しておくことが幾つかあります。
・調査成功の条件は?
・調査員は何名で行うのか?
・最低~おおよその調査時間は?
・探偵の調査が延長した場合の時間と料金は?
・最終的にいくら費用が掛かるのか?
・調査方法と使用機材はどういうものか?
浮気・不倫調査などはプライベートな内容なので、騙されてしまったら誰にも相談できず泣き寝入りしてしまうケースもあるようです。
調査依頼で問題やトラブルに合わないためにも、事前にしっかりとした準備が必要と言えます。準備したにも関わらず、依頼調査において問題が起きて しまった場合の相談先は、法律家(弁護士)か、各自治体により運営されている消費者センターになります。
■探偵社・興信所の選び方のまとめ
①探偵業届出証明書の番号を公開しているか
都道府県公安委員会に探偵業法の届け出を行っているか。
HP上で届出番号を公開は任意ですが法律上、
事務所に探偵業届出証明書を掲示するのは義務化されています。
届出を出していない探偵社は無届であり違法です。
訪問する場合は必ず探偵業届出証明書を探しましょう。
②きちんと事務所を構え営業しているか
探偵関係の事務所は法人より個人事業が圧倒的に多く、法人での営業は全体の2~3割、
個人での営業が7~8割となっています。
個人事業の場合は自宅兼事務所が多いことが特徴です。
問題なのは法人、個人に問わず事務所が有るか無いかです。
万が一、トラブルになった時に事務所が明記されてなかった!?では問題です。
まずは事務所所在地を聞いて、
そこでの相談が可能か尋ね、
しっかりとした探偵社・興信所であるか確認した上で相談することが重要です。
③所在地、代表者名を公開しているか
届出の番号と同じようにウェブ上で所在地・代表者名を公開しているかを確認しましょう。
契約時には必要書類として、探偵業法の重要事項の説明義務があります。
重要事項には
「探偵業者の商号、名称又は氏名及び住所、法人にはその代表者の氏名」の記載が必要です。できればその事前にHP上などで公開しているかを確認し ましょう。
④ウェブ上で料金表を記載にしているか
探偵社・興信所を探す基準として、最も重要なのが調査料金だと思いますが、
ウェブ上に料金表が記載してあるか確認しましょう。
調査料金は各探偵社・興信所それぞれ異なります。
調査料金を比較したり検討しないまま契約をしてしまうと、
後になって想像以上な請求をされることも、全くないとは言い切れません。
事前にきちんと確認をしましょう。
⑤電話・相談時の対応と姿勢に問題ないか
調査依頼をお考えの方にとって親切丁寧な説明と対応はとても重要なポイントです。
不快な対応や安易な説明で契約内容を把握せずに契約書にサインをしてしまうと、
トラブルになる確率は高くなります。
事前にしっかりと見極めて親切丁寧な探偵社・興信所に依頼をしましょう。
⑥契約時にチェックする項目と注意点
・契約金額にどこまでの諸費用が含まれているのか?
※車両代金・移動費・ガソリン代・宿泊代・入店費(尾行の際の飲食代)など
・事前にいくらぐらいかかるのか必ず確認してください。
・無断で延長料金が発生しないのか?
※成功報酬制や後払い制などの条件については、
事前に取り決めを確認しておきましょう。
取り決めが曖昧だとトラブルが起こりやすくなるようです。
また、トラブルを防ぐ為にも、
契約をする際には以下の事を確認し契約書に記載しておくと良いでしょう。
・契約書、報告書、領収書の発行の有無
・調査報告書、料金の内訳・詳細や明細の有無
・緊急時の際の延長や追加料金の有無
・支払い方法(先払い、後払い)や成功報酬など取り決めや定義
・追加料金が発生する場合の事前連絡の有無
・調査が失敗してしまった時の対応や保証
・撮影した証拠物の提出の有無